【新刊】瀬名秀明『大空の夢と大地の旅 ぼくは空の小説家』/光文社/ISBN978-4-334-97578-4/2009.7.@@/予価1800円 【amazon】【bk1】【広告】
*予約開始。
瀬名秀明がゆく!東北大学機械系 *毎週金曜日更新
Science Pot 中学生と東大大学院生が科学を一緒に楽しむためのサイト
瀬名秀明の本棚β *著作一覧はこちら
瀬名秀明の課外ゼミ[flight]+東北大学キャンパス散歩
2009年06月25日
初のヒコーキ&旅行エッセイ『大空の夢と大地の旅』
posted by 瀬名秀明 at 00:16| 新刊
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2009年01月14日
新刊『ロボットのおへそ』
【新刊】稲邑哲也・瀬名秀明・池谷瑠絵『ロボットのおへそ』/丸善ライブラリー/ISBN978-4-621-05377-5/2009.1.30/本体760円 【amazon】【bk1】【国立情報学研究所の広告】【丸善の広告】
丸善ライブラリーとは思えないキュートな装幀で登場。
瀬名は稲邑さんとの対談部分で登場します。全体の4割くらい。
【追記2009.2.2】
共著者の池谷瑠絵さんの「科学と広告のブログ」で、『ロボットのおへそ』談義が読めます!
posted by 瀬名秀明 at 03:05| 新刊
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2009年01月09日
『ロボット学創成』韓国語版、発売中
【新刊】井上博允、金出武雄、安西祐一郎、瀬名秀明『ロボット学創成』/朴正煕翻訳/The Electronic Times, Co. Ltd./ISBN978-89-92885-06-5/2008.7.11/定価15000ウォン 【韓国の書店サイト】【出版元の関連ウェブ会社が掲載した書評】
『岩波講座ロボット学1 ロボット学創成』の韓国語版が出ました。タイトルは直訳すると『ロボット、未来を語る - 人間とロボットが共存する未来社会の話』。The Electronic Times, Co. Ltd.というソウルの会社から発売。
写真がいろいろ掲載されているので、日本語版より読みやすそうな感じ。
私の名前は韓国語に加えて中国語でも記述されています。そうそう、中国では「瀬名秀明」ではなくて「P名秀明」と表記するのでした。
韓国語がこのブログだと表記されないので、リンクを辿ってみて下さい。表紙も掲載されています。
自動翻訳で書評や読者コメントをいくつか読んでみましたが、大絶賛をいただいていますね。嬉しいです。
『岩波講座ロボット学1 ロボット学創成』の韓国語版が出ました。タイトルは直訳すると『ロボット、未来を語る - 人間とロボットが共存する未来社会の話』。The Electronic Times, Co. Ltd.というソウルの会社から発売。
写真がいろいろ掲載されているので、日本語版より読みやすそうな感じ。
私の名前は韓国語に加えて中国語でも記述されています。そうそう、中国では「瀬名秀明」ではなくて「P名秀明」と表記するのでした。
韓国語がこのブログだと表記されないので、リンクを辿ってみて下さい。表紙も掲載されています。
自動翻訳で書評や読者コメントをいくつか読んでみましたが、大絶賛をいただいていますね。嬉しいです。
posted by 瀬名秀明 at 00:20| 新刊
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2008年12月02日
『第九の日』文庫版発売
【新刊】瀬名秀明『第九の日』/光文社文庫/ISBN978-4-334-74512-7/2008.12.20/本体667円/日下三蔵「解説」pp.401-413/カバーデザイン=林昭太 【amazon】【bk1】【広告】
「メンツェルのチェスプレイヤー」pp.5-99
「モノー博士の島」pp.101-222
「第九の日」pp.223-350
「決闘」pp.351-399
『デカルトの密室』に続くケンイチくんシリーズ、文庫化しました。巻末解説は日下三蔵さんです!
どこかのブログで「「メンツェルのチェスプレイヤー」に出てくるチェスの棋譜はめちゃくちゃ」という指摘があったので、今回慌てて確認してみたんですが、わずかな誤記があるだけでした。間違いは間違いにしろ、ちょっとほっとした次第。
ネタバラシになりますが、この中篇に登場する対戦は、いずれも実際の名勝負に基づいています。
http://www.chessgames.com/というサイトで、その棋譜を見ることができます。たとえば、以下の対戦をご鑑賞あれ。
Vladimir Kramnik vs Garry Kasparov 2000 Grunfeld (D85)
Robert Eugene Byrne vs Robert James Fischer 1963 King's Indian Defense (E60)
posted by 瀬名秀明 at 20:25| 新刊
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2008年11月28日
新刊『瀬名秀明ロボット学論集』
【新刊】瀬名秀明『瀬名秀明ロボット学論集』/勁草書房/ISBN978-4-326-10185-6/2008.12.20/本体3000円/装幀=吉田憲二/初刷3,000部 【amazon】【bk1】【広告】
ようやく価格が決定して、勁草書房のウェブページに近刊案内が出ました。
法月綸太郎さん、櫻井圭記さん、鈴木一誌さんとの対論も収録。書き下ろしパートは150枚!
本書はロボット学論のかたちを借りた、2002年から2008年までの瀬名の自伝です。ロボットのことを知りたい! という人よりは、むしろ認知科学論やコミュニケーション論、物語論を読みたいという人にこそお薦めです。
【目次】
まえがき
第T部 ロボットは未来のかけら 二〇〇二年〜二〇〇四年
第1章 SFとロボティクス
第2章 「ロボット学」の新たな世紀へ アシモフ〈ロボット工学の三原則〉の受容と発展
第U部 「デカルトの密室」を解き明かせるか 二〇〇五年〜二〇〇六年
第3章 『デカルトの密室』特別講義
第4章 オリジナルとコピーのはざまで ゴーストが宿る場所
櫻井圭記氏との対論 *初収録部分を含む
第5章 『デカルトの密室』/二一世紀本格/クイーン
法月綸太郎氏との対論
第V部 ゴーストの信頼と勇気 二〇〇六年〜二〇〇七年
第6章 ためらい迷うロボット
鈴木一誌氏との対論
第7章 〈境界知〉とVR *大幅改稿
第8章 「未来からの声」が聞こえるか?
第W部 ロボット学創成
第9章 ロボット共存社会とヒューマニティ
第X章 物語がヒトとロボットを超える 二〇〇八年
第10章 呼吸と生命と物語について 21世紀は科学が文学となるのか、文学が科学となるのか?
*書き下ろし
自分としては、オビに大きく「SF作家」と無邪気に書かれているのが感慨深い。この本が瀬名秀明の自伝であるとするならば、このオビはさまざまな意味で瀬名秀明の半生の象徴であるように思える(オビはもちろん編集者が書いた。彼らはSF業界の一部と瀬名の複雑な関係をまったく知らない)。
【関連ページ】
・「著者の一言」 勁草書房のウェブサイトにて2008.12.11公開。
・「デカルトの密室」 新潮社特設ウェブサイト。ここで第3章の特別講義も読めます。
・「イノセンスに見る近未来科学」 立花隆ゼミ主催でおこなわれた、櫻井圭記さんと瀬名の東大五月祭対談のアーカイブ。書籍版第4章には収録しきれなかった詳細な解説もここでダウンロードできます。
・「探偵小説研究会」ウェブページ 第5章の対論は、この研究会が発行する同人誌「CRITICA」創刊号に掲載されました。
・「社会的知能発生学研究会」 本書でたびたび言及される研究会。瀬名もコアメンバーのひとり。
【正誤表】
→「『瀬名秀明ロボット学論集』正誤表」のエントリーをご参照下さい。
posted by 瀬名秀明 at 00:09| 新刊
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2008年08月18日
ワールドコン書籍『サイエンス・イマジネーション』刊行
【新刊】小松左京監修、瀬名秀明編著『サイエンス・イマジネーション 科学とSFの最前線、そして未来へ』/NTT出版/ISBN978-4-7571-6039-2/2008.9.3/本体2800円/装幀=鈴木一誌+仁川範子 【amazon】【bk1】【広告】【トルネードベースでの広告】
ワールドコン企画の書籍、ついに発売です。
日本SF作家クラブ後援
東浩紀、出渕裕、菊地秀行各氏推薦!
短篇小説はこちらで読めますが、これらが書かれるきっかけとなったシンポジウムの内容も完全収録。討論と小説を続けて読むことで、それぞれのテーマがいっそう深みを増して心に迫ってくる仕掛け。瀬名の編著作としては2004年の『ロボット・オペラ』に続く渾身の一冊です。今回も多くの方々からのご協力をいただきました。
日本SF作家クラブ後援のもと、万全の体勢で送り出します。世界最先端と自負するこの科学/SFヴィジョンを、心ゆくまでご堪能あれ。
→バンダイビジュアル株式会社のウェブマガジン「トルネードベース」で展開された「answer songs」
→「トルネードベース」に掲載された瀬名のインタビュー記事
→「未来を作るSF小説配信 バンダイビジュアルのウェブマガジン」フジサンケイビジネスアイに掲載された瀬名のインタビュー記事(2008.7.4)
→「科学者の問いにSFで答えたい 瀬名秀明に聞く「answer songs」」 ITmediaに掲載された瀬名のインタビュー記事(2008.7.28)
→「【『パラサイト・イヴ』の瀬名秀明】研究者・作家のコラボレーションがSFに未来をもたらす」 日経トレンディネットに掲載された瀬名のインタビュー記事(2008.8.5)
→「ぴいぷる 作家と科学者の融合」夕刊フジに掲載された瀬名のインタビュー記事(2008.8.26)
【目次】
前口上
SFのイマジネーション 小松左京
Small story in 2008 "A First Love"
第1部 人と機械の境界を超える
ヒューマノイド・ロボット研究の現場より 梶田秀司
マッドサイエンティスト、SF、神経倫理 川人光男
ロボットボディ・ロボットマインド 國吉康夫
究極のサイバーインタフェースのつくり方 前田太郎
火星のコッペリア 山田正紀
panel discussion 1 ロボットはどこまで人間なのか、私はどこまでロボットか
笑う闇 堀晃
intermission テレイグジスタンス/テレプレゼンスロボット 大山英明
第2部 意識と情報の進化論
鳴き声から意識へ 岡ノ谷一夫
構成的リアリティの社会へのグラウンディング 橋本敬
想像力の勝負:SF対研究 中島秀之
他に知能は存在するのか 松原仁
さかしま 円城塔
panel discussion 2 イリュージョンの覆いから私たち人間は真理を見つけ出す
はるかな響き Ein leiser Tone 飛浩隆
鶫(つぐみ)と(ひばり) 瀬名秀明
「宇宙と文学」序論 小松左京
あとがきにかえて
初出一覧
大阪で開催される日本SF大会「DAICON7」で先行販売します。
さらに「DAICON7」で堀晃さん、円城塔さん、瀬名の3人による発売記念トークイベントを開催。ぜひ書籍をご持参ください!
→堀晃、円城塔、瀬名秀明「『サイエンス・イマジネーション 科学とSF の最前線、そして未来へ』を語る」 当日のスケジュールおよび企画要旨
東京でもいくつか記念イベントを開催する予定です。詳細が決まり次第、お知らせします。
posted by 瀬名秀明 at 20:55| 新刊
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2008年08月12日
2008年05月24日
『デカルトの密室』文庫化
2008年05月20日
新刊『こころのたねとして』
2008年05月15日
2008年03月14日
新刊『Every Breath』発売
【新刊】瀬名秀明『Every Breath エヴリブレス』/TOKYO FM 出版/ISBN978-4-88745-195-7/2008.3.25/本体1600円/初刷7,500部/装幀=山口昌弘 【amazon】【bk1】【広告】
書き下ろし長篇は『八月の博物館』以来8年振りとなります。
今回は恋愛小説。私の最高傑作は、誰が何といおうと『デカルトの密室』だと信じているわけですが、この430枚の長篇はその次くらいにいい小説になっていると思います。
たぶん恋愛小説なのにまた難しいといわれるでしょうし、あまり売れないと思いますが、これまででいちばん読者の心に届く小説になったような気がしています。この本を出せたことは嬉しく思います。
ラジオドラマもぜひお楽しみ下さい。
2007年11月21日
2007年08月10日
新刊『ミトコンドリアのちから』
2000年に刊行した『ミトコンドリアと生きる』(日本医科大学の太田成男教授と共著)を、全面改稿しました。8月末に新潮文庫より刊行。
【新刊】瀬名秀明・太田成男『ミトコンドリアのちから』/新潮文庫/ISBN978-4-10-121435-1/2007.9.1/本体590円/初刷20,000部/カバー装画=タラジロウ 【amazon】【bk1】【広告】
8割近くが新原稿なのでタイトルも変更しています。ボリュームも大幅アップ。
旧版は「松岡正剛の千夜千冊 遊蕩篇」にも取り上げていただきました。
新版は全体の構成を大きく変更、身近な健康や病気の話題から始まって、徐々に人類起源や生命進化の歴史へと皆様を誘います。サーチュインやレスベラトロールなど最新の科学キーワードもわかりやすく解説、さらにパストゥールから始まってワールブルク、ミッチェル、そしてボイヤー&ウォーカーに至るミトコンドリア研究のエキサイティングな歴史物語を挿入して、文字通りミトコンドリア本の決定版を目指しました。
いまさまざまな面で注目を集めている「水素水」の本当の効果や、がんと活性酸素の真実まで、「ミトコンドリア」という細胞小器官を通して私たちの生老病死すべてを描き尽くします。文庫本の体裁でコンパクトではありますが、巨大な教科書『細胞の分子生物学』のエッセンスが凝縮されたような読後感さえ持っていただけるものと思います。
そして今回は、共著者の太田教授の人生観や考え方を前面に出すようにしました。瀬名はあえて背後に控えるように記述し、太田教授の単著としても違和感なく読んでいただけるよう文章を編み直しています。
かわいらしい表紙になります。どうぞよろしくお願いします。
2007年04月08日
月刊たくさんのふしぎ ぼくたちのロボット
【新刊】瀬名秀明=文、影山徹=絵『月刊たくさんのふしぎ ぼくたちのロボット』/2007年4月号(第265号)/福音館書店/2007.4.1/雑誌15923-04/本体667円 【amazon】【bk1】【広告】
*3月初旬に発売されました。現在は次の5月号が出たので、すでにウェブ書店でも入手困難であるようです。(2007.4.8)
*Amazon.co.jpで予約開始。書店では入手しにくいので、ぜひ定期購読かウェブ書店をご利用下さい。(2007.2.20)
*福音館書店の月刊誌「たくさんのふしぎ」で絵本を書きました。
世界初のヒト型ロボット〈WABOT-1〉をつくった早稲田大学の故・加藤一郎教授の生涯を軸に、ロボットと一緒に暮らすぼくたちの未来を考える『ぼくたちのロボット』。イラストは『八月の博物館』やプラネタリウム番組『虹の天象儀』でもお世話になった影山徹さん。ときに精密、ときにファンタスティック、全篇を通してリズム感溢れる色彩・構図で、本当に素晴らしいです。
上記リンクから「2007年度の予定」をクリックしてください。この機会にぜひ定期購読を!(2007.2.1)
2007年01月25日
『パラサイト・イヴ』復刊
2006年12月16日
『境界知のダイナミズム』発売
【新刊】瀬名秀明、橋本敬、梅田聡『境界知のダイナミズム』/岩波書店/2006.12.15/ISBN4-00-026344-7/本体2200円/初刷3,000部 【amazon】【bk1】【広告】【編集部からのメッセージ・著者紹介・目次】
岩波書店ウェブサイトの編集部だより(自然科学書編集部)「これから出る本より」(2006.11.12)(2006.12.11)に広告あり。
【目次】
序章 〈境界知〉を見出すまで (瀬名秀明)
第1章 違和であり続けること (瀬名秀明)
第2章 境界を生みだす脳と心 (梅田聡)
第3章 〈境界知〉の現場を探る (瀬名秀明)
第4章 ことばと〈境界知〉 (橋本敬)
第5章 共通感覚の勇気へ (瀬名秀明)
終章 〈境界知〉のダイナミズム (瀬名秀明・橋本敬)
見本が届いた。今年はこれにかかりきりだっただけに、感激もひとしお。「フォーラム 共通知をひらく」シリーズの中では、この本がいちばんページ数が多くなった。
たまたま本日、書店で「本の雑誌」という雑誌を読んでいたら、評論家の鏡明氏が2006年度のSF作品について、「論理」と「倫理」、そして「物語」というキーワードを挙げていた。本書『境界知のダイナミズム』は、その問題への返答でもある。前にも書いたが、ひとりでも多くのSF読者に読んでもらいたいと思っている。従来のSFで描かれてきたファーストコンタクト・テーマを超えてゆく〈知〉のあり方をここではっきりと示したつもりだ。
最近、俺の本は書店で置かれる場所が定まらないのだが、この本もたぶん社会学の棚に射し込まれて、小説好きの読者の目には触れないまま終わってしまうだろうと思う。でも普段とは違う書棚に足を運ぶこと、それこそが真の冒険なのだという気持ちを持つ人に、ぜひ本書は読まれてほしい。
このノンフィクションが出たことで、ようやく肩の荷がおりた感じ。次の小説は正真正銘の娯楽小説になることだろう。
2006年12月06日
2006年11月01日
贈る物語 Wonder
【新刊】瀬名秀明編『贈る物語 Wonder すこしふしぎの驚きをあなたに』/光文社文庫/2006.11.20/ISBN4-334-74157-6/本体686円/初刷30,000部 【amazon】【bk1】【広告】
目次
はじめに
第一章 愛の驚き
夏の葬列 山川方夫
愛の手紙 ジャック・フィニイ/福島正実訳
窓鴉 式貴士 画=エドワール・マネ/アラン・ジェイムズ・ロビンスン/ギュスターヴ・ドレ
雨傘 川端康成
第二章 みじかい驚き
よけいなものが 井上雅彦
蟻の行列 北野勇作 イラスト=森川弘子
絵の贈り物 画=福田隆義
老年 藤沢周平
夜のリフレーン 皆川博子
草原の人形 眉村卓
渚の風景 佐藤愛子
ルーツ 河野典生
返書 赤江瀑
雪に願いを 岡崎二郎
第三章 おかしな驚き
ニュースおじさん 大場惑
江戸宙灼熱繰言 いとうせいこう
第四章 こわい驚き
鏡地獄 江戸川乱歩 画=片山健
托卵 平山夢明
第五章 未来の驚き、「私」の驚き
戦士たち 光瀬龍
ひとつの装置 星新一
太陽系最後の日 アーサー・C・クラーク/宇野利泰訳
おわりに
文庫版あとがき
少し長めの「文庫版あとがき」を追加。このあとがきは気に入っている。
ところで、第二章で説明した「ショート・ショート」という形式の成り立ちについて。昔の雑誌は、前半に上質な紙を使い、後半にやや粗悪な紙を使っていた。小説が掲載されるとき、冒頭部分は前半のほうに掲載されたけれど、そこから「○○ページへ続く」と書かれていて、後半は雑誌の最後のほうに掲載されていた。でも物語がいいところで中断されるので興が削がれる。だからいっそのこと、2、3ページで終わる短い話を掲載してしまえ、と「コスモポリタン」誌が考えたところ企画は大ヒット。他誌でも真似をするようになり、ショート・ショートの形式が定着した……ということなのだけれど、これを最初にやった作家が誰なのかを書くのを忘れていた。実はこれ、サマセット・モームなのだね。俺も最近まで知らなかった。このときのモームのショート・ショートは、『コスモポリタンズ』(ちくま文庫)にまとめられている。