瀬名秀明がゆく!東北大学機械系 *毎週金曜日更新
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瀬名秀明の課外ゼミ[flight]+東北大学キャンパス散歩
2008年03月14日
新刊『Every Breath』発売
【新刊】瀬名秀明『Every Breath エヴリブレス』/TOKYO FM 出版/ISBN978-4-88745-195-7/2008.3.25/本体1600円/初刷7,500部/装幀=山口昌弘 【amazon】【bk1】【広告】
書き下ろし長篇は『八月の博物館』以来8年振りとなります。
今回は恋愛小説。私の最高傑作は、誰が何といおうと『デカルトの密室』だと信じているわけですが、この430枚の長篇はその次くらいにいい小説になっていると思います。
たぶん恋愛小説なのにまた難しいといわれるでしょうし、あまり売れないと思いますが、これまででいちばん読者の心に届く小説になったような気がしています。この本を出せたことは嬉しく思います。
ラジオドラマもぜひお楽しみ下さい。
posted by 瀬名秀明 at 01:24
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2007年11月21日
2007年08月10日
新刊『ミトコンドリアのちから』
2000年に刊行した『ミトコンドリアと生きる』(日本医科大学の太田成男教授と共著)を、全面改稿しました。8月末に新潮文庫より刊行。
【新刊】瀬名秀明・太田成男『ミトコンドリアのちから』/新潮文庫/ISBN978-4-10-121435-1/2007.9.1/本体590円/初刷20,000部/カバー装画=タラジロウ 【amazon】【bk1】【広告】
8割近くが新原稿なのでタイトルも変更しています。ボリュームも大幅アップ。
旧版は「松岡正剛の千夜千冊 遊蕩篇」にも取り上げていただきました。
新版は全体の構成を大きく変更、身近な健康や病気の話題から始まって、徐々に人類起源や生命進化の歴史へと皆様を誘います。サーチュインやレスベラトロールなど最新の科学キーワードもわかりやすく解説、さらにパストゥールから始まってワールブルク、ミッチェル、そしてボイヤー&ウォーカーに至るミトコンドリア研究のエキサイティングな歴史物語を挿入して、文字通りミトコンドリア本の決定版を目指しました。
いまさまざまな面で注目を集めている「水素水」の本当の効果や、がんと活性酸素の真実まで、「ミトコンドリア」という細胞小器官を通して私たちの生老病死すべてを描き尽くします。文庫本の体裁でコンパクトではありますが、巨大な教科書『細胞の分子生物学』のエッセンスが凝縮されたような読後感さえ持っていただけるものと思います。
そして今回は、共著者の太田教授の人生観や考え方を前面に出すようにしました。瀬名はあえて背後に控えるように記述し、太田教授の単著としても違和感なく読んでいただけるよう文章を編み直しています。
かわいらしい表紙になります。どうぞよろしくお願いします。
【新刊】瀬名秀明・太田成男『ミトコンドリアのちから』/新潮文庫/ISBN978-4-10-121435-1/2007.9.1/本体590円/初刷20,000部/カバー装画=タラジロウ 【amazon】【bk1】【広告】
8割近くが新原稿なのでタイトルも変更しています。ボリュームも大幅アップ。
旧版は「松岡正剛の千夜千冊 遊蕩篇」にも取り上げていただきました。
新版は全体の構成を大きく変更、身近な健康や病気の話題から始まって、徐々に人類起源や生命進化の歴史へと皆様を誘います。サーチュインやレスベラトロールなど最新の科学キーワードもわかりやすく解説、さらにパストゥールから始まってワールブルク、ミッチェル、そしてボイヤー&ウォーカーに至るミトコンドリア研究のエキサイティングな歴史物語を挿入して、文字通りミトコンドリア本の決定版を目指しました。
いまさまざまな面で注目を集めている「水素水」の本当の効果や、がんと活性酸素の真実まで、「ミトコンドリア」という細胞小器官を通して私たちの生老病死すべてを描き尽くします。文庫本の体裁でコンパクトではありますが、巨大な教科書『細胞の分子生物学』のエッセンスが凝縮されたような読後感さえ持っていただけるものと思います。
そして今回は、共著者の太田教授の人生観や考え方を前面に出すようにしました。瀬名はあえて背後に控えるように記述し、太田教授の単著としても違和感なく読んでいただけるよう文章を編み直しています。
かわいらしい表紙になります。どうぞよろしくお願いします。
posted by 瀬名秀明 at 12:58
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2007年04月08日
月刊たくさんのふしぎ ぼくたちのロボット
【新刊】瀬名秀明=文、影山徹=絵『月刊たくさんのふしぎ ぼくたちのロボット』/2007年4月号(第265号)/福音館書店/2007.4.1/雑誌15923-04/本体667円 【amazon】【bk1】【広告】
*3月初旬に発売されました。現在は次の5月号が出たので、すでにウェブ書店でも入手困難であるようです。(2007.4.8)
*Amazon.co.jpで予約開始。書店では入手しにくいので、ぜひ定期購読かウェブ書店をご利用下さい。(2007.2.20)
*福音館書店の月刊誌「たくさんのふしぎ」で絵本を書きました。
世界初のヒト型ロボット〈WABOT-1〉をつくった早稲田大学の故・加藤一郎教授の生涯を軸に、ロボットと一緒に暮らすぼくたちの未来を考える『ぼくたちのロボット』。イラストは『八月の博物館』やプラネタリウム番組『虹の天象儀』でもお世話になった影山徹さん。ときに精密、ときにファンタスティック、全篇を通してリズム感溢れる色彩・構図で、本当に素晴らしいです。
上記リンクから「2007年度の予定」をクリックしてください。この機会にぜひ定期購読を!(2007.2.1)
posted by 瀬名秀明 at 00:48
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2007年01月25日
『パラサイト・イヴ』復刊
【新刊】『パラサイト・イヴ』/新潮文庫/2007.2.1/ISBN978-4-10-121434-4/本体743円/「新潮文庫版あとがき」pp.527-560/初刷25,000部 【amazon】【bk1】【広告】
原稿用紙49枚分のあとがきを書き下ろし収録。1995年当時、『パラサイト・イヴ』がどのように評価されたのか、またそれから12年を経て科学と小説の関係がどのように変化したのかを考察、これから科学者=作家となる人へのエールとした。
posted by 瀬名秀明 at 16:04
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2006年12月16日
『境界知のダイナミズム』発売
【新刊】瀬名秀明、橋本敬、梅田聡『境界知のダイナミズム』/岩波書店/2006.12.15/ISBN4-00-026344-7/本体2200円/初刷3,000部 【amazon】【bk1】【広告】【編集部からのメッセージ・著者紹介・目次】
岩波書店ウェブサイトの編集部だより(自然科学書編集部)「これから出る本より」(2006.11.12)(2006.12.11)に広告あり。
【目次】
序章 〈境界知〉を見出すまで (瀬名秀明)
第1章 違和であり続けること (瀬名秀明)
第2章 境界を生みだす脳と心 (梅田聡)
第3章 〈境界知〉の現場を探る (瀬名秀明)
第4章 ことばと〈境界知〉 (橋本敬)
第5章 共通感覚の勇気へ (瀬名秀明)
終章 〈境界知〉のダイナミズム (瀬名秀明・橋本敬)
見本が届いた。今年はこれにかかりきりだっただけに、感激もひとしお。「フォーラム 共通知をひらく」シリーズの中では、この本がいちばんページ数が多くなった。
たまたま本日、書店で「本の雑誌」という雑誌を読んでいたら、評論家の鏡明氏が2006年度のSF作品について、「論理」と「倫理」、そして「物語」というキーワードを挙げていた。本書『境界知のダイナミズム』は、その問題への返答でもある。前にも書いたが、ひとりでも多くのSF読者に読んでもらいたいと思っている。従来のSFで描かれてきたファーストコンタクト・テーマを超えてゆく〈知〉のあり方をここではっきりと示したつもりだ。
最近、俺の本は書店で置かれる場所が定まらないのだが、この本もたぶん社会学の棚に射し込まれて、小説好きの読者の目には触れないまま終わってしまうだろうと思う。でも普段とは違う書棚に足を運ぶこと、それこそが真の冒険なのだという気持ちを持つ人に、ぜひ本書は読まれてほしい。
このノンフィクションが出たことで、ようやく肩の荷がおりた感じ。次の小説は正真正銘の娯楽小説になることだろう。
posted by 瀬名秀明 at 14:59
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2006年12月06日
2006年11月01日
贈る物語 Wonder
【新刊】瀬名秀明編『贈る物語 Wonder すこしふしぎの驚きをあなたに』/光文社文庫/2006.11.20/ISBN4-334-74157-6/本体686円/初刷30,000部 【amazon】【bk1】【広告】
目次
はじめに
第一章 愛の驚き
夏の葬列 山川方夫
愛の手紙 ジャック・フィニイ/福島正実訳
窓鴉 式貴士 画=エドワール・マネ/アラン・ジェイムズ・ロビンスン/ギュスターヴ・ドレ
雨傘 川端康成
第二章 みじかい驚き
よけいなものが 井上雅彦
蟻の行列 北野勇作 イラスト=森川弘子
絵の贈り物 画=福田隆義
老年 藤沢周平
夜のリフレーン 皆川博子
草原の人形 眉村卓
渚の風景 佐藤愛子
ルーツ 河野典生
返書 赤江瀑
雪に願いを 岡崎二郎
第三章 おかしな驚き
ニュースおじさん 大場惑
江戸宙灼熱繰言 いとうせいこう
第四章 こわい驚き
鏡地獄 江戸川乱歩 画=片山健
托卵 平山夢明
第五章 未来の驚き、「私」の驚き
戦士たち 光瀬龍
ひとつの装置 星新一
太陽系最後の日 アーサー・C・クラーク/宇野利泰訳
おわりに
文庫版あとがき
少し長めの「文庫版あとがき」を追加。このあとがきは気に入っている。
ところで、第二章で説明した「ショート・ショート」という形式の成り立ちについて。昔の雑誌は、前半に上質な紙を使い、後半にやや粗悪な紙を使っていた。小説が掲載されるとき、冒頭部分は前半のほうに掲載されたけれど、そこから「○○ページへ続く」と書かれていて、後半は雑誌の最後のほうに掲載されていた。でも物語がいいところで中断されるので興が削がれる。だからいっそのこと、2、3ページで終わる短い話を掲載してしまえ、と「コスモポリタン」誌が考えたところ企画は大ヒット。他誌でも真似をするようになり、ショート・ショートの形式が定着した……ということなのだけれど、これを最初にやった作家が誰なのかを書くのを忘れていた。実はこれ、サマセット・モームなのだね。俺も最近まで知らなかった。このときのモームのショート・ショートは、『コスモポリタンズ』(ちくま文庫)にまとめられている。
posted by 瀬名秀明 at 15:03
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2006年10月30日
d/sign
【インタビュー】d/sign(季刊デザイン)/no.13(2006.10.13)/太田出版/ISBN4-7783-1038-1/本体1700円/「特集 ロボットのデザイン」/聞き手=鈴木一誌「ためらい迷うロボット」pp.52-71 【amazon】【bk1】【広告】
【記事】d/sign(季刊デザイン)/no.13(2006.10.13)/太田出版/ISBN4-7783-1038-1/本体1700円/「特集 ロボットのデザイン」/戸田ツトム・鈴木一誌「デザインの〈身体性〉をロボットに学ぶ」pp.44,49-50,92-93/(無記名)「編集後記」p.151
posted by 瀬名秀明 at 15:01
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2006年09月23日
新潮文庫版『八月の博物館』刊行
【新刊】『八月の博物館』/新潮文庫/2006.10.1/本体819円/ISBN4-10-121433-6/初刷25,000部/法月綸太郎「解説」pp.658-666/カバー装画=杉田比呂美 【amazon】【bk1】【広告】
*改訂決定版。法月さんの新しい解説記事と、杉田さんの新しい装画でリフレッシュしました。若干テキストにも手を加えています。ストーリーは変わっていませんが、いくつかのシーンを削ったので、読後感は以前のヴァージョンとかなり違うはず。今後はこちらの新潮文庫版でお楽しみ下さい。
posted by 瀬名秀明 at 21:49
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2006年08月25日
『おとぎの国の科学』刊行
【新刊】『おとぎの国の科学』/晶文社/2006.8.30/ISBN4-7949-6699-7/本体1800円/初刷4,000部/ブックデザイン=柳川貴代、カバー写真=鈴木秀ヲ 【amazon】【bk1】【広告】
日本経済新聞連載の「プロムナード」、「遊歩人」連載の「顕微鏡のコスモロジー」他を収録。10年間に書いたエッセイのベスト集です。
晶文社から出版できたことがとても嬉しい。取次からも好評とのことでよかった。
目次
1章 科学について考える
次世紀の脳科学を考える/科学が語る死、人間が感じる死/ミュージアムの躍動とサイエンスライティング/未来の「博士」たちの図書館/教養──リンクする底力/アトムは03年4月7日に生まれた/思いが残る/ロボット──あした創る「大使」/社会を信ずるロボット、科学を信ずるヒト
2章 Do you hear the people sing?
ロボットの未来/御侍史/星空を映し出す/インパクト!/難しいが面白い/花火は過ぎゆく/小松左京氏からの宿題/小説への動機/切っ先のもどかしさ/「理科少年」の功罪/アメリカの科学を描く/検索と判断/自著を謹呈する/フランスとライト兄弟/人々の歌が聞こえるか?/ノーベル賞のある街角/007とピーター・パン/ゲノムを語り合う/図が遠ざかる/街が光と呼吸する/おとぎの国の科学
3章 ヒトとロボットの未来社会
対談・神山健治×瀬名秀明
4章 オリオンに撒いてくれ
人よ地から天上の星を/デカルトの密室/エージェント・スミスが増殖する/ロボットは「後期クイーン問題」を解けるか/ピンぼけの宇宙に本質を見る/イノセンス、それは〈日本〉の喪失/塵の中のナノサイエンス/きのうは遠くて、心をゆらして/ルパンのフィアットのように自由に/夢と危機感の宇宙航空ビジョン/ロケット上昇、そして視点の獲得/「神の視点」を狩れ
5章 空が広がり、雲が流れる
秘蔵の朗読テープ5本/記憶の中の森/今こそディーン・クーンツに注目せよ!/『パラサイト・イヴ』映画化によせて/校庭の火の鳥/胸に残った三つの励まし/「21世紀少年」のための科学/本の扉を見つけるために/小説家魂を刺激する脚本家/渡り鴨とインフルエンザウイルス/真夜中にチャイムが/愛と段落/一言が伝えられない/遙かなる白亜紀の大空
【ちょっと関連した書籍】
G・K・チェスタトン『正統とは何か』【bk1】
*エッセイ「お伽の国の倫理学」を収録。進化論について書かれた実に見事な逆説。私の人生観を変えた一編。強力にお薦め。
柳生直行『お伽の国の神学 C・S・ルイスの人と作品』【bk1】
*チェスタトンのエッセイをC・S・ルイスの精髄へとつなげた評論。
柳生直行『生一本のキリスト教 お伽の国の倫理学』【bk1】
*C・S・ルイスが広めたMere Christianityの考え方(「第九の日」でも言及)を軸にまとめ上げられた、ルイス翻訳者の遺稿集。
ただし瀬名自身はクリスチャンではない。念のため。
posted by 瀬名秀明 at 14:29
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2006年06月16日
『第九の日』刊行
【新刊】『第九の日 The Tragedy of Joy』/光文社/2006.6.25/ISBN4-334-92499-9/本体1700円/初刷15,000部/装画=牧野千穂、装幀=守先正、本文デザイン=宗利淳一 【amazon】【bk1】【広告】
イラストも装幀もオビ惹句も実にいい感じ。『デカルトの密室』とは意図的に雰囲気を変えて大成功。
以下は内容についてのちょっとしたメモ。(e-NOVELSに寄せた文章を加筆訂正)
●「メンツェルのチェスプレイヤー」(島田荘司責任編集『21世紀本格』所収、2001.12.20)
元ネタはポオ「メルツェルのチェスプレイヤー」。
長篇『デカルトの密室』に登場するロボット学者ユウスケ、進化心理学者レナ、ロボットのケンイチが登場するミステリー連作の第一作。島田荘司さんからの「21世紀のモルグ街を!」との檄に答えるかたちで書いた。これを書いたときは、その後シリーズになろうとはまるで思っていなかったのだった。
なぜ「メンツェル」なのか? 締切ぎりぎりで、タイトルだけを先に編集部へ送らなくてはならなくなったとき、著者がうっかり間違ってしまったからだというのは公然の秘密。 『ロボサピエンス』のカメラマン、ピーター・メンゼルのことが頭にあり、編集部にあらかじめタイトルを伝える際、うっかり名前を間違えてしまったのだ。はい、原稿ではそのことをごまかしています……。
ケンイチの正体はほとんどバレバレだが、この中篇の主眼はそこにはなく、その後に出てくる自由意志がらみの会話にある。
最近、ピーター・メンゼルの新刊『地球の食卓』が、「メンツェル」表記で邦訳出版された。
●「モノー博士の島」(小説宝石2005.2、2005.3)
「『メンツェルのチェスプレイヤー』の続編を書きましょうよ」
「いやあ、それはいくらなんでも無理ですよ。高橋克彦さんの『ドールズ』をシリーズ化するくらい難しい」
「前回はポオだったから、次はウェルズかヴェルヌで」
「あ、なるほど」という編集者とのやりとりで、シリーズ化が決定。なんといいかげんな、と思われるだろうが、自分でもそう思うのであった。
今回の元ネタはウェルズの『モロー博士の島』とエラリイ・クイーンの『帝王死す』。モノーとは、『偶然と必然』のJ・P・モノーのこと。長篇『デカルトの密室』も含めて、ようやく連作らしくなってきた頃の作品。
ジュゴンの生態をいろいろ調べたりもしたが、実際には本編中にほとんど入れられなかった。
●「第九の日」(小説宝石2006.2)
当初の予定では、「ボンド氏の逆説」という中篇を書いて一区切りを入れるはずだったが、『デカルトの密室』の読者からの反応が芳しいものではなかったため、予定を変更した。
ここから文章のトーンががらりと変わっているはずである(本の装幀はこちらのトーンに合わせた)。書き上げた直後はずいぶんと消耗して、なかなか読み返せなかった。俺の小説の中でも転換点となるものだろう。
●「決闘」(書き下ろし)
東北大学機械系の部屋で初めて書いた小説。どっしりとした机と椅子の影響を受けて、文章もいつもとはずいぶん違う。
『のび太の恐竜2006』の主題歌「ボクノート」をずっと聴きながら書いていた。この短篇のテーマは、つまり「ボクノート」の第二間奏曲部分である。低いうなりが徐々に持ち上がってゆくような、抑圧された思いが晴れ上がった空へと昇華されてゆくようなイメージである。
「第九の日」がエラリイ・クイーンにおける某作品であるなら、「決闘」はその次作である某作品が始まる直前、ということになる。事件らしい事件も起こらないが、むしろクイーンに近づいており、決してミステリーから離れたわけではない。
posted by 瀬名秀明 at 23:36
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2006年05月14日
『第九の日』予約開始
ケンイチくんシリーズ最新刊、『第九の日』(光文社)予約開始。ISBN4-334-92499-9 【bk1】
収録作品は次の4作。
「メンツェルのチェスプレイヤー」中篇130枚 『21世紀本格』所収
「モノー博士の島」中篇150枚
「第九の日」中篇180枚
「決闘」短篇70枚(書き下ろし)
収録作品は次の4作。
「メンツェルのチェスプレイヤー」中篇130枚 『21世紀本格』所収
「モノー博士の島」中篇150枚
「第九の日」中篇180枚
「決闘」短篇70枚(書き下ろし)
posted by 瀬名秀明 at 22:11
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2006年02月11日
新刊 2006.1
【新刊】A cura di Vittorio Catani, Davide Mana, Massimo Soumaré, Silvia Treves『ALIA. l'Arcipelago del Fantastico. Antologia di narrativa fantastica』/CS Coop. Studi Liberia/2004.11(2005.11の誤記か)/ISBN88-901455-3-6/16.00/Massimo Soumaré「Il profimo di mille fiori di loto」pp.165-180/Massimo Soumaré訳「La pendola del crepuscolo」pp.248-251/「Il primo ricordo」pp.252-256
→ALIAの公式ウェブサイト。
→出版社のウェブサイト。
【新刊】Hideaki Sena『Parasite Eve』/Translated by Tyran Grillo/Vertical, Inc./(初刷日記載なし、2005.12.20頃)/ISBN1-932234-19-5/$24.95 【amazon】【広告】
→ALIAの公式ウェブサイト。
→出版社のウェブサイト。
【新刊】Hideaki Sena『Parasite Eve』/Translated by Tyran Grillo/Vertical, Inc./(初刷日記載なし、2005.12.20頃)/ISBN1-932234-19-5/$24.95 【amazon】【広告】
posted by 瀬名秀明 at 17:02
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新刊 2005.9-2005.10
【新刊】天外伺朗、瀬名秀明『心と脳の正体に迫る 成長・進化する意識、遍在する知性』/PHP研究所/2005.9.30/ISBN4-569-64180-6/本体1500円/初版8,000部 【amazon】【bk1】【広告】
【新刊】瀬名秀明『BRAIN VALLEY』上下/新潮文庫/2005.10.1/ISBN4-10-121431-X、4-10-121432-8/本体743円、705円/吉野仁「解説」下巻pp.480-488/初刷上巻30,000部、下巻27,000部 【amazon】【amazon】【bk1】【bk1】
【新刊】瀬名秀明『ハル』/文春文庫/2005.10.10/ISBN4-16-767958-2/本体590円/初刷30,000部/解説=山之口洋「解説──人間を映す《魔法の鏡》」pp.392-395 【amazon】【bk1】【広告】
【新刊】Hideaki Sena「Astro Boy Was Born on April 7, 2003」/Japan Echo Inc./2003.8.31 【amazon】
【新刊】瀬名秀明『BRAIN VALLEY』上下/新潮文庫/2005.10.1/ISBN4-10-121431-X、4-10-121432-8/本体743円、705円/吉野仁「解説」下巻pp.480-488/初刷上巻30,000部、下巻27,000部 【amazon】【amazon】【bk1】【bk1】
【新刊】瀬名秀明『ハル』/文春文庫/2005.10.10/ISBN4-16-767958-2/本体590円/初刷30,000部/解説=山之口洋「解説──人間を映す《魔法の鏡》」pp.392-395 【amazon】【bk1】【広告】
【新刊】Hideaki Sena「Astro Boy Was Born on April 7, 2003」/Japan Echo Inc./2003.8.31 【amazon】
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| 新刊
『デカルトの密室』
【新刊】瀬名秀明『デカルトの密室』/新潮社/ISBN4-10-477801-X/本体1900円/初版20,000部 【amazon】【bk1】【広告】
そして『デカルトの密室』刊行に合わせ、同一シリーズの中篇ふたつがe-NOVELSから発売になります。
【新刊】瀬名秀明『メンツェルのチェスプレイヤー』/e-NOVELS/2005.9.6/税込320円/PDF販売
【新刊】瀬名秀明『モノー博士の島』/e-NOVELS/2005.9.6/税込420円/PDF販売
e-NOVELSトップページ→著者→瀬名秀明→「e-NOVELSで瀬名秀明の作品を買う」で詳細画面に行けます。
そして『デカルトの密室』刊行に合わせ、同一シリーズの中篇ふたつがe-NOVELSから発売になります。
【新刊】瀬名秀明『メンツェルのチェスプレイヤー』/e-NOVELS/2005.9.6/税込320円/PDF販売
【新刊】瀬名秀明『モノー博士の島』/e-NOVELS/2005.9.6/税込420円/PDF販売
e-NOVELSトップページ→著者→瀬名秀明→「e-NOVELSで瀬名秀明の作品を買う」で詳細画面に行けます。
posted by 瀬名秀明 at 16:43
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| 新刊
『わたしはあい』
【新刊】外薗昌也『わたしはあい LOVE & TRUTH』第1巻/モーニングKC/2005.5.12/ISBN4-06-372439-5/本体514円 【amazon】【bk1】
【新刊】外薗昌也『わたしはあい LOVE & TRUTH』第2巻/モーニングKC/2005.8.23/ISBN4-06-372454-9/本体514円 【amazon】【bk1】
【新刊】外薗昌也『わたしはあい LOVE & TRUTH』第3巻/モーニングKC/2006.1.23/ISBN4-06-372491-3/本体514円 【amazon】【bk1】
【新刊】外薗昌也『わたしはあい LOVE & TRUTH』第2巻/モーニングKC/2005.8.23/ISBN4-06-372454-9/本体514円 【amazon】【bk1】
【新刊】外薗昌也『わたしはあい LOVE & TRUTH』第3巻/モーニングKC/2006.1.23/ISBN4-06-372491-3/本体514円 【amazon】【bk1】
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| 新刊
e-NOVELSよりエッセイ選集『プロムナード』刊行
【新刊】『瀬名秀明エッセイ選集 プロムナード』/e-NOVELS/2005.6.20/税込200円/PDF販売
以前に『科学の最前線で研究者は何を見ているのか』の予約特典として作成したPDFのe-NOVELS版です。どうぞお楽しみください。
e-NOVELSトップページ→著者→瀬名秀明→「e-NOVELSで瀬名秀明の作品を買う」で詳細画面に行けます。直リンクはここ。ただしなるべくトップページからフレームつきで入ってください。
以前に『科学の最前線で研究者は何を見ているのか』の予約特典として作成したPDFのe-NOVELS版です。どうぞお楽しみください。
e-NOVELSトップページ→著者→瀬名秀明→「e-NOVELSで瀬名秀明の作品を買う」で詳細画面に行けます。直リンクはここ。ただしなるべくトップページからフレームつきで入ってください。
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| 新刊
新刊2005.4-2005.5
【新刊】夢枕獏、大倉貴之編『日本SF・名作集成 第7巻 テクノロジーと人間の未来』/リブリオ出版/2005.4.5/ISBN4-86057-186-X/全10冊/セット価格本体26000円/「メンツェルのチェスプレイヤー」pp.59-212 【amazon】【bk1】
【新刊】岩波書店編集部編『ブックガイド 〈心の科学〉を読む』/岩波科学ライブラリー/2005.5.12/ISBN4-00-007445-8/本体1200円 【amazon】【bk1】【広告】
【新刊】岩波書店編集部編『ブックガイド 〈心の科学〉を読む』/岩波科学ライブラリー/2005.5.12/ISBN4-00-007445-8/本体1200円 【amazon】【bk1】【広告】
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| 新刊
『瀬名秀明解説全集+α』
【新刊】『瀬名秀明解説全集+α』/e-NOVELS/2005.2.14/税込650円/PDF販売
以前に『ロボット・オペラ』の予約特典として作成したPDFのe-NOVELS版です。特典企画終了後もお問い合わせが多かったので、復活させることにしました。どうぞお楽しみください! 若干、内容が変更されています。650円ですが、407ページもあるのでかなりお買い得価格だと思います。現時点では書籍化の予定はありません。
e-NOVELSトップページ→著者→瀬名秀明→「e-NOVELSで瀬名秀明の作品を買う」で詳細画面に行けます。直リンクはここ。ただしなるべくトップページからフレームつきで入ってください。
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posted by 瀬名秀明 at 16:04
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