以下にリストを掲載しておきます。参考になれば幸い。
●ロボット文化全般を知るなら、
井上晴樹『日本ロボット創世記』NTT出版、1993
井上晴樹『日本ロボット戦争記』NTT出版、2007
Isaac Asimov, Karen Frankel “Robots: Machines in Man’s Image” Outlet, 1987(邦訳版の『ロボットの世界』仙名紀訳、東急エージェンシー出版部、1986では原著の膨大な写真資料が省かれていることに注意)
Jasia Reichardt “Robotics: Fact, Fiction + Prediction” Thames & Hudson, 1978
(上記書籍はいずれも多数の図版を収録している)
●特にサイバネティクス分野について知りたいなら、
パトリシア・S・ウォリック『サイバネティックSFの誕生 ギリシャ神話から人工知能まで』斉藤健一訳、ジャストシステム、1995(原著1980)
●空想物語に出てきたロボットの技術について、マニアックな視点での解説を読みたいなら、
「特集 小説・漫画・映画に登場した先端科学技術」計測と制御、Vol.43, No.1, pp.2-77, 2004
以下の解説記事を掲載
金子隆一「科学技術の予見社としてのSF その実態と機能」pp.2-7
岩田敏彰「AMBAC [Active Mass Balance Auto Control (System)─手足の運動を利用した方向制御機能─]」pp.8-9
松井俊浩「SFロボットのビジュアルなヒューマンインタフェース─機動戦士ガンダムとマルチメディアディスプレイ─」pp.10-14
鈴木隆文「神経接続技術の現状と未来」pp.15-20
杉原知道「ドラえもん〜ロボットらしく、ロボットらしくなく」pp.21-23
松原仁「人工知能・知能ロボット・SF(小説、映画、アニメ、漫画)」pp.24-28
大山英明、阪口健「エンタテイメント作品におけるロボットの操縦方式」pp.29-37
前田太郎「パワードスーツのサイエンス:創作と制御の狭間で」pp.38-45
野田篤司「SFとロケット/宇宙開発」pp.46-51
坂村健「『電脳都市』2」pp.52-58
廣瀬通孝「バーチャルリアリティ(VR)とSF」p.59-64
金子邦彦「人工生命、SF、普遍生物学」pp.65-68
出口弘「SFに見る「社会/歴史シミュレーション」」pp.69-77
●アイザック・アシモフの「ロボット工学の三原則」について、現時点でもっともまとまった論考は、
瀬名秀明「「ロボット学」の新たな世紀へ アシモフ〈ロボット工学の三原則〉の受容と発展」(アイザック・アシモフ『われはロボット[決定版]』小尾芙佐訳、ハヤカワ文庫SF、2004(原著1950)所収)
中島秀之「知能を持つロボット──知能 ロボットの心はプログラムできるか」(けいはんな社会的知能発生学研究会編『知能の謎 認知発達ロボティクスの挑戦』講談社ブルーバックス、2004所収)
(残念ながら海外では興味を惹かれる論考がない)
●ロボット小説アンソロジーの決定版は、
Isaac Asimov, Martin H. Greenberg & Patricia S. Warrick ed. “Machine That Think: The Best Science Fiction Stories About Robots & Computers” Holt, Rinehart & Winston, 1984
瀬名秀明編著『ロボット・オペラ』光文社、2004
●ロボットSFアートを概観したいなら、
野田昌宏『図説 ロボット』河出書房新社、2000
●ロボット文化の年表は、
井上晴樹・永瀬唯作成の年表(『鉄腕アトムの軌跡展』朝日新聞社、2002図録所収)
大山英明、前田太郎、アービン・アガー、舘すすむ「テレイグジスタンス/テレプレゼンス・ロボット:SFから研究開発へ」(ワールドコン2007瀬名企画にて発表)
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