とりあえず今回はロスアンゼルスで映画監督修行中の堺三保さんと周遊するのをミッションと定め、サンタモニカ(Class D空港)辺りでそれなりにきちんと飛べることを目指しました。
とはいえロスアンゼルス国際空港近辺は、アメリカでもっとも入り組んだ空域のひとつ。タワーやアプローチの人たちも凄まじい早口です。しかもこちらの機体番号「Cessna one two niner one five」を聞き取ってもらえないとはショック。よほど気をつけて発音しないとアプローチに通じません。
「Oneは口を開けていうな、最後に上下の歯で舌を挟め」と、同じフライトスクールの人に諭されました。この歳でまさかOneの発音について人様からレクチャーされようとはね……。
帰国の飛行機内では、ずっとジョン・ル・カレの『ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ』を読み耽る。実は初のル・カレ。おもしれー。なんかコンラッドとかシムノンとか吉田健一とか、30歳代後半に入ってからがぜん男の文学に目覚めています。
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