25日は松島の大観荘で「KJPR2007」に出席しました。日本と韓国のパターン認識の研究者が合同でおこなう研究会で、今年が二回目とのこと。発表はほとんどが英語です。私も1時間の講演で、研究会のタイトルにちなんでウィリアム・ギブスンの『パターン・レコグニション』や「初音ミク」の話を枕に、自著『BRAIN VALLEY』や『境界知のダイナミズム』など。ほとんどいままで知らない業界での発表だったのでご期待に添うことができたかどうかわかりませんが、機会を与えていただいたことに感謝します。
他の発表では、映画『D-WAR』など韓国映画でCGを担当している会社ETRIのManjai Leeさんが惜しげもなく大量の映像を見せてくれていました。あとでバンケットのときに「いまCGでいちばん難しいのは何ですか」と尋ねたら、「もう大抵のものはできる。いまいちばんきついのは時間の制約」とおっしゃっていましたね。LeeさんはSF好きで、カードの『エンダーのゲーム』の話などでひとしきり盛り上がってしまいました。もうおひとりのキーノート演者であるHenry Baird教授も、子供のころにはクラークやスタージョンが好きだったとのこと。
ちなみにBaird教授は企業研究者から大学研究者になられたとのことで、最初は新しい成果物を1から2年でつくっていたが、次には新しい技術を3から5年で発明する仕事に就き、いまは大学で基本的な「オープン・プロブレム」を5から10年で解決する仕事をやっている、と仰っていたのが印象的でした。
26日は朝から小説宝石の原稿をばりばり進め、夜はジュンク堂の店員さんと「なんかんや」で食事。山形の芋煮や甘粕の塩鮭などを美味しくいただきました。
27日は青山で「脳科学ひろば」に出席します。その模様はセカンドライフでもライブ放映されるとのこと。詳しくは理研BSIの藤井直敬さんのブログをご覧下さい。
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