朝日新聞が『20世紀の幽霊たち』を取り上げたところ、Amazon.co.jpなどで同書の品切れがもう一週間も続いている。2007年は、納豆ダイエットの品切れ問題があったが、それに次ぐ騒ぎだという。そんなにありがたがるほど、読書によいものなのか。
というのはこっちの記事からのパクリ。
「マンガやゲームなど1日に読む量を、まんべんなく減らしていくことです。楽して感動しようとするのではなく、運動しながら物語を楽しむ努力が必要でしょう。流行に振り回されないことが一番大事。人によって体質、生活習慣などが違うので、カリスマ書店員などのまねをすれば健康を壊して損をすると思いますよ」
自分でおもしろいと思った本が多くの人にも読まれるのは嬉しいのだが、まじめな話、一発の書評で一時的に売れても、その後が続かないとランクは急速に下がっていってしまう。いろんな人があちこちで、しかもそれぞれが緩やかにつながるように評価してゆくのがいいわけだが、そういうところまで出版社側がプロデュースできた例はほとんどないと思う。いつも勿体ないなあと感じる。
ところで最近の光トポグラフィ計測で、運動しているときにも前頭前野が賦活して脳トレになるという知見がいろいろ出てきているのだが、上のようなしょうもない文章を書いていて、運動しながら読書したとき(あるいは朗読を聞いたとき)どうなるのかってけっこうおもしろい研究テーマじゃないかと思えてきた。共感や感情移入の具合もきっと変化するんじゃないかなあ。ランニングしながら音楽を聴いているみなさん、感動度に何か変化はありますか?
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